以前に組み上げたクラシックハブを使用したホイールやカラミータのデフォルトのホイールが余っていて11S化して活用したいというお客様も多いと思います。
またはシマノからカンパニョーロ仕様に変更したいというお客様もいらっしゃるでしょう。
今回はフリー(カセット)ボディの交換についてご説明したいと思います。
ちなみにNOVATEC製F172SB(シマノ)/ F272SB(カンパ)も同じ作業になると思いますが、一見同じハブのようであっても様々な仕様があります。この記事が100%当てはまるわけではございませんので御了承下さい。
必要となる主な工具は5mmの六角レンチと17mmのハブレンチです。
ハブシャフトは片側のみ6角レンチの溝があります。
サイドキャップに17mmのレンチを掛けて、レンチの方が緩まる方向に回します。
防水シールがハブのほうに残らないように、忘れずに取り外します。
※シールを2重にしてしまうと回転が重くなりますのでご注意ください。
※2重ではないが重くなった場合は①シールの向きを確認しましょう②シールをハブのボディの側にしっかりと押し嵌めてからカセット(フリー)ボディを装着してください。
シマノ→シマノは以上です。
シマノ⇔カンパはワッシャーの位置を変える必要があるので、工程は複雑です。
シマノ→カンパで説明してみましょう。
シマノ仕様は反フリー側のサイドキャップにワッシャーが1枚組みこまれています。
このワッシャーをカンパニョーロのフリー(カセット)ボディのラバーシールの内側に入れます。
カンパ→シマノはこの逆になります。
つまりカンパフリー(カセット)ボディの中のワッシャーを反フリー側のサイドキャップ部分に組み入れます。
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